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日本月桃株式会社/有限会社月桃農園 農林省規格有機JASに準拠した農園で原料を栽培をする日本月桃は月桃事業のパイオニア。創業平成2年 |
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ムーチー民話・ムーチーの作り方ムーチーは月桃の葉で餅絵を包んで蒸した沖縄の御菓子 |
§「ムーチー」。。。月桃の葉で餅を包んだ餅菓子です。 § |
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沖縄ではポピュラーな御菓子です。 月桃の葉で餅を包み、蒸して出来上がり。 沖縄で育った人ならば子供の時に必ずと言っていいほど食べたことのある御菓子です。 |
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§ムーチーの作り方§ |
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ムーチーの作り方は・・・・。 左の写真のような材料から作ります。 餅粉(沖縄のスーパーで売っています) 月桃生葉 お好みに合わせて砂糖、黒糖、紅芋粉末などを準備します。 |
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右が完成品のムーチーです。大きな月桃の葉で三つ折りにして父みます。実際には折り返して重ねる部分もありますので4つ折り?ぐらいの感覚です。 お餅は月桃の葉の裏側に載せます。(裏側が内側、表側が外側になるように包みます。 |
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紐で縛ります。 | |||||
20分ほど蒸します。 | |||||
ムーチーの完成です。 | |||||
ムーチーづくりの8ステップすべてについては下記をクリックしてご覧ください。 | |||||
ムーチーづくり 八つのステップ大公開 |
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§初ムーチー§ |
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「初ムーチー」「画像」で検索すると左のような幸せいっぱいの画像がたくさんヒットします。 (画像をクリックすると掲載サイトへリンクしています。) 初ムーチーとは・・・・? 旧暦の12月8日に子供の年齢分のムーチーを作り、連なるように縛って軒や柱に下げて、健康を祈り厄除けとする行事が沖縄にあります。 男の子が生まれて初めて迎えるこの日が初ムーチーです。 お祝い事なのです。 地域によってお祝いの方法が異なるようですが、 ムーチーを作ってお祝いをすることは一緒です。 数百個のムーチーを作ってご近所等に配る地域があると思えば、大きなムーチーを子供に担がせる地域があり、様々です。 |
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検索エンジンで探すといろいろなケースが記事として挙げられていることがわかります。 上の画像はふくみみ日記さんのブログ。 下の画像はりーくーたーくーはくとさんのブログです。 |
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§ムーチーにまつわる沖縄の民話§ |
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沖縄の民話にムーチーにまつわる物語があります。 鬼と化した兄を妹が退治をする、どことなく切ない物語です。 読みやすい絵本が沖縄の出版社より発刊されています。下記サイトより購入可能ですので興味のある方はご参照ください。 沖縄時事出版 あらすじは以下の通りです。 |
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むかしむかし、ある村に兄と妹が住んでいました。 兄は乱暴でなまけもの。 酒を飲んでは 寝てしまうか、けんかをするかの毎日です。 妹は、悪さをしないように頼むのですが、ひどくなるばかり。 兄は、とうとう 村の人たちに山へ追い払われてしまいました。 それから何年か過ぎました。 |
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「山奥に鬼がいて夜になると出てくるそうだ。」 そんな噂が広まりました。 妹や村の人たちはもう、夜も眠れません。 |
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もしかしたら 鬼は兄さんかもしれない。 妹は確かめに行くことにしました。 壷にいっぱい酒をつめて、山道を進むと、薄暗いほら穴があり、なにやら生臭い匂いがします。 おそるおそる中をのぞくと・・・。 |
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「だれだ!」 やっぱり、鬼がいたのです。 妹は、あまりの恐ろしさに声も出ません。 でも、勇気を出してさけびました。 |
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「兄さん わたしです。妹です!」 |
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「おれはもうおまえの兄さんではない。」 鬼の大きな手が、にゅうっと、伸びてきました。 |
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「ま、まって!これをあげますから どうか助けてください。」 「おおっ、酒ではないか。よし、きょうは見逃してやる。」 「そのかわり、あしたはムーチーをもってくるんだ」 「もし、もってこなければ、おまえも村の人もみんな食ってしまうぞ!」 鬼は、酒とムーチーが大好きだったのです。 |
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「このままだと、いつかは みんな食べられてしまう。」 「どうしても鬼を退治しなければ・・。」 妹は、一晩中、知恵をしぼりました。 夜が明けると、妹は柔らかいムーチーと、石や瓦をいれたムーチーをつくり、サンニンの葉で包んだのです。 |
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妹は、ざるいっぱいのムーチーをかかえると、鬼の待つ山へとむかいました。 きりたったがけの上にあがり、 「ムーチーをもってきたよー。」 と、大きな声で 呼びました。 |
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「やっときたか・・・。」 ほら穴から鬼が姿をあらわし、 どすんどすんと、かけあがっていきました。 |
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「よこせー!」 ざるごと奪うと、口いっぱいにかぶりついたからたまりません。 「アガー!(痛い!)」 あまりの痛さに鬼は、そこらじゅうころげまわったのです。 |
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「いまだ!」 妹ががおもいっきり 押すと、 鬼は、どどどどどど・・・・・と、 谷そこへ 落ちていきました。 |
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